こんにちは、ゲンゲンです。
今日は「プログラミングを始めたい人のための必要なものリスト」というお題で少しお話していこうかと思います。
なぜこういう話をするのかといえば、つい先日プログラミングを始めたいと言っている人とお話する機会があったのですが、その人がとても難しく考えていたからです。
たとえば、プログラミングを始めるには数十万円もする高性能なパソコンが必要だとか、数学をやり直して最低でも高3レベルの数学を完璧にできるようにならなきゃいけないとか、そういう誤解をしていました。
そこで、この記事ではそのことについて少しお話していこうかと思います。
ちなみに僕は普段フリーランスでWebエンジニアの仕事をしているゲンゲンと申します。
プログラミング歴は大体5年ほどで、データベースシステムやサーバーなんかもいじるフルスタックエンジニアです。
こんな僕の経験も交えて、プログラミングを始めたい人が揃えるべき必要なものリストについてお話いたします。
プログラミングに必要なものリスト
結論から申しますと、プログラミングに必要なものは、実は大して多くありません。
ぶっちゃけ、あなたがその気になりさえすれば明日からでも始められるレベルです。
プログラミングに必要なものをあえてリスト化するとすれば、以下のような感じになります。
品名 | 数量 |
パソコン | 1 |
入門書 | 1 |
テキストエディタ | 1 |
ネット環境 | 1 |
あなたのやる気 | ∞ |
たったこれだけです。
入門書はAmazonでポチれば明日にでも届きますし、テキストエディタは無料でダウンロードできます。
本当にプログラミングを始めたい人は、やる気さえあればすぐにでも始められるくらい必要なものが少ないんです。
でもそうは言っても、どんなパソコンがいいのか、どんな入門書がいいのか、どんなテキストエディタがいいのかわからないと思うので、そのあたりも少しお話しようとおもいます。
プログラミングに必要なパソコン
プログラミングに必要なものその1は、なんと言ってもパソコンです。
それでは、プログラミングをするにはどんなパソコンが良いのでしょうか。
これは割と勘違いしている人が多いのですが、プログラミングに高性能なパソコンは必要ありません。しょぼいパソコンでも十分すぎるくらいです。
確かにAIを開発したりするには100万円くらいする超高性能なパソコンが必要になったりしますが、普通にWebサイトを作ったりWebサービスを作るくらいなら10年くらい前のパソコンでも十分です。
そして、もう一つ気になるのはMacとWindowsどっちがいいの?ってことですよね。
これも、どちらでも構わないのですが、Macのほうがいろいろとプログラミングにはやりやすい環境が整っています。
ただ、Macは少し高いので、予算が厳しい人には少し手が出しづらいかもしれません。
そういう場合はヤフオクとかメルカリで売ってる3万円くらいの中古パソコンでも十分なので、安心してください。
なので、予算がある人はMac、予算が厳しい人はWindowsでいいと思います。
初心者向けの入門書はどれがいい?
プログラミングに必要なものその2は、プログラミングの入門書です。
プログラミング初心者向けの入門書は数多く出版されていて、どれを手にとっていいのかわかりませんよね。
そもそも、本屋のプログラミングのコーナーに行くと様々な言語の本が売られていて、一体どの言語を選べばよいのかも初心者にはわかりづらいことでしょう。
僕のオススメはPythonという言語ですが、自分が何をやりたいかによって選ぶべき言語は変わってきます。
以前、プログラミング初心者のためのプログラミング言語の選び方について記事を書いているので、そちらも参考にしてもらえればと思います。
それから、やりたい言語が決まっても、どの入門書がいいのかがわかりませんよね。
そこで一つの判断基準になるのが、Amazonのレビューです。
Amazonで「評価件数が多くて評価が高い」入門書はほぼ間違いありません。
あと、僕が読んできた中で良かったと思う入門書もこちらの記事にまとめています。
なぜその本が良かったのかという点についてもお話していますので、ぜひ参考にしてみてください。
テキストエディタはどれがいい?
プログラミングに必要なものその3は、テキストエディタです。
プログラミングは基本的にテキストエディタで行うのですが、パソコンに付属しているテキストエディタは使いにくいので、プログラミングに特化したテキストエディタを使います。
その中でもオススメなのが「Visual Studio Code」というテキストエディタです。
これはマイクロソフトがリリースしているテキストエディタで、誰でも無料で利用することができます。
このエディタの良いところは、なんと言っても軽いことです。
僕が以前使っていたATOMというエディタは、コードが増えてくるとすぐに重くなってしまってプログラミングどころでは無くなっていたのですが、Visual Studio Codeはどれだけコードを書きまくっても軽いままなんです。
なので、テキストエディタに関してはVisual Studio Codeを使っておけばまず失敗は無いのではないかと思います。
ネット環境
プログラミングに必要なものその4は、ネット環境です。
多分この記事を読んでいる方にはネット環境が無いという方はいないでしょう。
ただ、今スマホなんかで記事を読んでいて家にネット回線が無いという方は、ネット環境を整えたほうが良いと思います。
というのも、プログラミングは調べ物をする機会が多いですし、そもそもWebサイトを作るにはネット環境がどうしても必要です。
スマホでテザリングするという手もありますが、余計な通信容量を消費してしまうので、家にネット環境は整えておいたほうがよいでしょう。
あなたのやる気
プログラミングに必要なもの、最後のひとつは、ズバリあなたのやる気です。
こればかりは1つだけでは足りません。
何回失敗しても諦めないくらいのやる気が必要です。
プログラミングはある意味バグとの戦いとも言えるので、エラーが出ても冷静に原因を調べて解決する根気とやる気が必要なんです。
それに、プログラミングは初心者にとっては専門用語が多く、それも「SSL」とか「LAMP」とかアルファベットの略語が多かったり、「リファクタリング」だとか「オーバーライド」とかいった横文字の専門用語が山のように登場します。
これらの専門用語を理解するには当然調べたりするほかなく、ここにもやはりやる気が必要です。
しかしながら、ある程度のレベルになると一気にスキルが向上するタイミングが来ます。
そこまで来るとスポンジのようにどんどん覚えられるので、それ以降はプログラミングが楽しくなっていくはずです。
そこまで継続するための「やる気」これが一番大切だと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
プログラミングを始めたい人のための必要なものリストというお題でお話させていただきましたが、思っていたよりもハードルが低いことがご理解いただけたかと思います。
ただ、必要なものはそれほどなくても、無限大のやる気だけは必要なので、そこは覚悟しておいたほうがいいでしょう。
ただ、そうはいっても本気でやれば3ヶ月ほどである程度の基礎は身につくので、ぜひやってみることをオススメします。
プログラミングは覚えると、自分で色々なものをつくれますし、仕事にもなるので覚える価値は十二分にあります。
ぜひ頑張ってみてください。