未経験からのプログラミング経験の積み方と実績の作り方

こんにちは、ゲンゲンです。
僕はフリーランスでWebサイト製作の仕事なんかをしている、プログラミング歴約5年のエンジニアです。

最近、ある方からこんな質問をいただきました。

その方は現在、プログラミングスクールで勉強してスキルを身に着けようとしているそうなのですが、実際に就職するなら未経験では厳しいですよねという不安を持っているのだとか。

だから、何かプログラミングの経験の積み方を教えてほしいという話でした。

あたりまえのことですが、最初は誰でも未経験です。
そこでこの記事では、僕がその方にお話した、未経験でも大丈夫なプログラミング経験の積み方についてお話していくことにします。

自分でプロダクトを作る

自分で自分のプロダクトを作る。これは誰でもできるプログラミング経験の積み方です。

これはプログラミングをある程度勉強して、一通りのことがこなせるようになった瞬間から取り組むべきで、勉強は8割くらいのところまで終わったらこっちをやったほうがいいくらいです。

プロダクトを作るには、本で学んだ知識だけでは対応できないことが往々にしてあります。
たとえば、Webフレームワークの使い方ひとつにしても、本で網羅していない機能を使わなければならないことも多く、そうなったときは検索して解決策を探るか、試行錯誤して道を見つけるしけありません。

調べ物や解決策を考えている間はなかなか作業が進まず、こんなことではプログラミングのスキルは上がらないと思うことでしょう。

しかし、こうしたことを繰り返しているうちに気がつくと驚くほどスキルが向上していることに気が付きます。

あとで知ったことですが、これはアクティブラーニングという学習手法であるらしく、ある程度の知識が溜まったらあとは実践して失敗して、それを乗り越えていくと普通に勉強しているよりも何倍も学習効率が上がるということなのです。

なので、これはプログラミング経験の積み方というよりも学習手法といったほうがいいのかもしれませんが、ここで出来たプロダクトは間違いなくあなたの実績にもなりますし、プログラミング経験も積むことができます。

なので、基礎を学んだら何か簡単なものでいいので、どんどんプロダクトを作っていくのがいいでしょう。

友人や知人にサイト製作の話をもちかける

あなたの身の回りにもホームページを作りたいと考えている方がいませんか?
FacebookやLINEのタイムラインなどで、ちょっと呼びかけてみましょう。

もしそんな人がいればチャンスです。格安でホームページの製作を持ちかけてみるといいでしょう。

たとえば3万円とかで受けてみるのです。
普通に業者に頼むとありえない価格ですが、友達ならこれくらい安くしてもいいですよね。

それに何より、実際にホームページを作るのは最も有効なプログラミング経験の積み方ということができますし、ここで作ったホームページは間違いなくあなたの実績にもなります。

それに友人からの依頼ということであれば、より心のこもったものになりますから、丁寧に作ろうという心理も働きますよね。

だから、より丁寧に作ろうとしてさらに勉強しながら作ることになり、結果的にはスキル向上にも繋がるはずです。

それに誰かから仕事を請け負って、それをやり遂げると自信もつきます。
もしあなたがプログラミング関係の仕事に就職したいとお考えであれば、一つのホームページを独力で作り上げたということは大きなアピールポイントになることも間違いありません。

クラウドソーシングで仕事をしてみる

あなたは「ランサーズ」というサイトをご存知でしょうか。
このサイトはフリーランス向けの仕事を紹介しているサイトで、日々たくさんの仕事が掲載されています。

もちろん、これらの仕事は未経験でも受けることができるので、とりあえず登録してどんな仕事があるのか見てみるといいでしょう。
→ランサーズ

ランサーズを見てもらうとわかると思いますが、プログラミングに関する案件はかなり掲載されています。
簡単なプログラムから大規模なマッチングサイトの構築まで内容は様々ですが、この中から自分のできそうな仕事を選んでチャレンジしてみるのがいいと思います。

うまくいくとお金も稼げますし、何よりプログラミング経験の積み方としてはベストですよね。
なにしろプログラミングで仕事をしたという実績が残るわけですから、経験というよりは実績というより確かなものを積むことができるんです。

ランサーズで仕事をえらぶときのポイントとしては、自分が完璧にできそうなものよりも「ちょっと難しそうだけど頑張ればできそうなもの」をえらぶこと。

こうした案件をこなすのは、たしかにちょっと大変ですが、やりきった後は大きく成長できているはずです。
なので、少し背伸びをするくらいの案件を見つけてやり遂げてみるといいでしょう。

製作会社に営業をかけてみる

プログラミング経験の積み方として最後におすすめするのがこの方法です。
世の中のWEB製作会社は人手不足のところも多く、会社によってはエンジニアがいないところもあります。

WEB製作会社は世の中に沢山あって、ネットで検索すれば山ほど見つかることでしょう。
そういったところに営業のメールを送り、仕事を取りにいくのも有効な手段です。

メールには自分が持っているスキルやできることを書いて送り、もし制作物があればそれも添付してみるのもよいでしょう。
100社くらい当たれば2、3社くらいは反応があるので、そこでお仕事をもらうわけです。

そして、その仕事をやり遂げることができれば、間違いなくプログラミングの経験は積めますよね。
あなたの自信にもなるはずですし、もちろん実績も積むことができます。

これはプログラミング経験の積み方としては今まで紹介した方法の中でベストなものかもしれません。
なにしろ、ここまでくるとプログラミングの経験の積み方というよりも、仕事の作り方といったほうがよく、プログラミングの経験だけでなく営業の経験も積んでいけるからです。

もしあなたがフリーランスエンジニアになりたいのなら、その一番の近道になる方法であるとも言えるでしょう。

まとめ

さて、いかがでしたでしょうか。
ここまでいくつかの方法をご紹介しました。

プログラミング経験の積み方にもハードルが高いもの、低いもと色々あることがおわかりいただけたかと思います。

ただ、最初に紹介した、自分のプロダクトを作るというのは本当に誰でもできるプログラミング経験の積み方ですので、ぜひ明日からでも取り組んでいただくのがいいと思います。

とにかく、行動すれば結果はついてきますので、やってみることが肝心だとおもいます。

それでは、最期までお読みいただきましてありがとうございました!
またどこかでお会いしましょう!