プログラミングを覚えたら個人でお金を稼げるようになった話

これからの時代は個人の時代だという話はよく耳にする話です。
確かに今の時代、YouTuberやインスタグラマーなどSNSで活躍する個人が影響力を持ち、上場企業なみに稼いでいることも珍しくなくなってきました。

そうは言っても「そんなことができるのは一部の人達だけで自分にはムリ」
って思っちゃいますよね。

確かにそれはそのとおりで、今からHIKAKINさんのようなトップYouTuberになろうと思ってもなかなか難しい話でしょう。
けれども、彼らのようなトップにならなくても個人でお金を稼ぐことはもう難しくない時代になっています。

実際僕も、プログラミングを覚えてWebサービスを作れるようになると、そのスキルを生かして受注をとって稼いだり、自分で作ったシステムをレンタルして毎月決まった料金をいただいたりできるようになりました。

当たり前のことかもしれませんが、今まで会社で事務員をしていた人や工場で作業員をしていた人がそのまま何もしなくても稼げるかというと、そんなに世の中甘くありません。
たとえ上場企業で働いていた人でも、個人で稼ごうと思えばそれなりのハードルはあります。

ただ、そのハードルというのは誰でも努力次第で突破できるものです。
では、どうすれば個人で稼げるようになったのか。僕の体験談も交えてお話いたします。

まず勉強する習慣をつける

不思議なことですが、日本人は大学までは一生懸命勉強するのに、大学を卒業して就職してしまうとまったく勉強しなくなります。
これは僕もクライアント先の社員さんなんかを見ているとよく感じるのですが、本当に勉強しません。

ただ会社の先輩や上司に教えられたことをそのまま何年もやりつづけているという感じです。
そして作業に慣れて日々のルーチンワークを素早くこなせるようになると、それを「成長」だと勘違いしているんです。

たとえば、いつも会議用のプレゼン資料を作っていれば、数をこなせばキレイに素早く資料を作れるようになる。
僕から見ると、こんなものは成長でもなんでもなく、単に作業に慣れたというだけのことです。

成長というのは、それまで自分ができなかった何かにチャレンジして、できるようになることを言うのです。

例えば、僕の場合だとプログラミングや画像編集、Webデザイン、動画制作など、いろいろなことにチャレンジしてできるようになってきました。
どれも最初は知識ゼロからのチャレンジで、とにかく本を買ってやってみたり、ソフトを買って触ってみたりして覚えてきたんです。

たとえば以前勤めていた会社でいきなりデザイン関連の部署に配属されたとき、仕事でIllustratorというソフトを使わなきゃいけない状況になりました。
それまでIllustratorなんて一度も触ったことはありませんでしたが、僕は先輩に教えてもらう前に自分でソフトを買って、ネットの情報なんかを頼りに家で一人でロゴを作ったり、チラシを作ったりして3ヶ月くらいでマスターしました。

こういうことが「成長」というのだと思っています。

あなたはどうですか?
仕事が終わったら疲れて何もできない、時間が無い、とか言ってテレビを見たりゲームをしたりしていませんか?

その時間を勉強にあてて、自分の「成長」に投資しなけりゃ何も変わりません。

誤解しないでほしいのは、僕は決してテレビやゲームをするのがダメだと言っているのではないんです。テレビを見てもいいしゲームをやってもいいと思います。
ただ、そういう時間を自分のために投資しなければ、いつまでたっても個人で稼げるようにはならないんです。

自分を安売りしない、タダ働きはしない

これは一見当たり前かもしれませんが、いざ自分にスキルがつくとやってしまいがちなことなのです。
僕も個人で稼ぎ始めたころは「それくらいなら無料でやりますよ」なんて親切心から軽いノリで言ったりしてました。

ただ、こういうことをやっていて、どういう結果を得られたかというと、
何の結果も得られなかったばかりか時間を無駄にしただけだったということです。

たしかに、その作業をすることで習熟度は少しばかり上がったのかもしれませんが、それ以上に徒労ばかりが溜まりました。

しかも悪いことに、こういうことをやっていると自分が安く見られてしまうんです。
「コイツなら頼めばタダでやってくれる」と言わんばかりに、つぎからつぎにアレもやってくれコレもやってくれ・・・と。もちろん全部タダでです。

そして、そういう人がよく言うのが「儲かったらちゃんと渡すから!」というセリフ。
これでちゃんともらえた試しはありません。

僕はこれに懲りて、もうタダ働きはしないと決めています。
今は何か仕事の案件が来たらすぐに見積もりを出して、それも少し高めにしています。

親切心で安くしても、相手はそんな風には受け取ってくれません。
「そんな値段でできるのか」と自分の仕事が安く見られるだけです。

これは僕の失敗体験からの警告。

親切心からの安売りやタダ働きは厳禁。

「キッチリ仕事はやる。だからこれだけのお金がかかりますよ。」

これをハッキリ示さないと、あなたが損するだけですよ。

お金になる分野のことを勉強する

これも当たり前かもしれませんが、意外と見落としがちなことでもあります。
僕はWebエンジニアとして個人で稼いでいますが、これはたまたま僕がパソコン好きでプログラミングやデータベースの勉強をしていたからです。

最初からお金を稼ごうと思ってやったのではなくて、Webサービス自分で作ってみたいなー、くらいの感じからプログラミングの勉強をはじめました。

ご存知かもしれませんが、いま世界的にITエンジニア不足が深刻で、その人件費も高騰しています。
つまり、僕の場合たまたまお金になるIT分野のスキルを勉強していたというわけです。

けれども、振り返ってみるとこれがお金にならない分野だったら1円も稼げないわけです。
たとえば僕は歴史好きで、それなりに詳しかったりするのですが、1円にもなっていないわけですね。

そりゃあ、本を書いたり、歴史学の教授になったりする道もあるかもしれませんが、それは狭き門で簡単なことではありません。
誰でも歴史の勉強をすれば稼げる、なんてことはないでしょう。

つまり、何が言いたいのかというと、稼げる分野というのは需要と供給のバランスが崩れているということです。
需要がめちゃくちゃ多くて、供給が少ない。

こういう分野の勉強をすると、誰でも個人で稼げるようになります。
だって、供給が少ないのだから。

僕が勉強していたプログラミングのスキルというのはまさにこれで、需要はめちゃくちゃあるのに供給は少ないという状態で、今後もこの傾向は続くと予測されています。

だからとりあえず何か手に職つけたいという方はプログラミングは超オススメですよ。
個人で仕事もとれますし、就職も楽勝でできます。

ちなみに言うと、さっきの話ともすこしかぶるんですが、プログラミングの勉強はすればするほど重宝されます。

それはなぜかというと、Web製作会社さんが抱えているエンジニアの方も大したことない人が多いからです。
本当にコレでエンジニアとして給料貰えるの?ってくらい初心者レベルのスキルしかない人もゴロゴロいます。

もちろん、優秀な人はめちゃくちゃ優秀でなんでもできちゃったりするのですが、そういう人はもれなくめちゃくちゃ勉強しています。
だからプログラミングは勉強すればするほど重宝されます。

どうせ勉強するなら、こういう分野を選んで、あなたの大切な時間を投資してください。
その努力を続けることが、個人で稼げるようになるためのハードルです。

「Pythonを勉強してプログラミングを身につけたいけど、初心者が買うのはどんな本がいいの?」今回の記事ではこの疑問にお応えしつつ、僕のオススメの入門書籍を3つご紹介します。 その本でどんなことが学べるのか、なぜオススメするのかを詳しくお話しつつ、Python初心者向けの本をご紹介いたします。

プログラミングを始めてみたいけど何からはじめればいいのかわからない人、Pythonをはじめて使ってみたいという人のために、最初の1行目のプログラムを書くまでに何をすればよいのかを画像付きで紹介しています。